家を新築しましたが、家を維持していくためには今後、どのような点に注意すれば良いでしょうか?
最近の住宅建築は耐久性が高まり、三世代まで残せるほどになっています。家は大事な財産です。この財産を次の世代まで残していくためにもメンテナンスは必要不可欠です。建てたままでメンテナンスを怠れば家の傷みも速く進行してしまい、次の世代まで残せなくなってしまいます。
そこでメンテナンスですが、特に外部は定期的に見回りをした方が良いでしょ う。
外部は、日照や風雨などにさらされているので傷みやすいものです。屋根、雨どい、外壁等、雨漏りがしてからでは大変です。内部までも傷んでしまい、補修工事に大 きな出費がかさんでしまいます。
設計会社や建築会社にどのくらいで維持工事をした方が良いか相談したり、建築会社の方も定期的にアフターフォローに専門家のアドバイスを受けると良いでしょう。
住宅を計画している人は、住宅の維持管理も考えた上で、設計会社に相談して計画を立てることをおすすめします。世代に渡り何十年とその家に住まわれるわけですから、安心して快適な生活ができるように家の維持管理対策を考えていただき、次の世代まで繋がるように大切に守ってください。
『月刊ぷらざ2001年9月号掲載』回答:井野徹(JIA会員)
6 月 13, 2005 カテゴリー: メンテナンス | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント